リフォームの相談から、建て替えへ。一棟ができるまでの11か月(日野市)
はじまりは、リフォームのご相談でした
建て替えの相談としてお受けしたわけではありません。 最初にいただいたのは、リフォームのご相談でした。
ところが調べていくとなんとビックリ、シロアリの被害が2階の梁にまで達していました。おまけに通し柱も腐っていました。
原因は、雨水です。 以前に外壁を直した業者の工事が雑で、壁の中に雨水が必ず入る作りになっていました。
外から見えるところはきれいに仕上がっていても、壁の中では長いあいだ濡れ続けていたわけです。
ここまで傷んでいると、直して住み続けるほうがかえって高くつきます。 ご相談のうえ、建て替えることになりました。

いちばん古い写真は、着工のおよそ1年前。まだ前の家が建っているころのものです。
建て替えを決めてから工事に入るまでには、それくらいの時間がかかります。
見えなくなるところで、家は傷みます
外壁の工事は、仕上がってしまえば中が見えません。
だからこそ、雨水をどう逃がすかを分かっている人がやらないと、
何年も経ってから、柱や梁という取り返しのつかないところに出てきます。
この家の場合、前の工事から傷みが表に出るまでに何年もかかっています。
その間、住んでいる方は何も気づいていません。気づけるはずもありません。
私たちが工程ごとに写真を残すのは、このためです。 見えなくなる前に記録しておけば、あとから確かめられます。
地鎮祭から上棟まで、2か月
- 2月 地鎮祭
- 2月〜3月 基礎工事
- 4月 上棟

基礎の工事は、着手前・根伐・砕石・配筋・型枠・耐圧盤の打設・立ち上がりの打設と、 段階ごとに写真を残しています。
あとから見えなくなる部分ほど、記録を残しておく。
これは、お客様に見せるためというより、何かあったときに責任を取るための記録です。
「保証します」と言うだけなら誰にでもできます。
そう言える根拠を残しておくことのほうが、 私たちには大事に思えます。
外壁は、塗り替えを前提にしない材料を選びました
外壁に使っているのは、ゼオン化成の樹脂サイディング「グレイン」です。
家は建てて終わりではありません。10年、20年と住むあいだに、 塗り替えや張り替えの費用が繰り返しかかります。
樹脂サイディングを選ぶいちばんの理由は、塗り替えのサイクルに縛られないことです。
最初にその手間を減らしておけば、30年のあいだに払うお金の総額は変わってきます。

外壁の色柄は、横張りとシェイク張りを組み合わせたデザインで、 特別なデザインをしなくても絵になる、この外壁の良さが出た一棟だと思っています。

同じ家を今つくるなら、屋根は変えます
この家の屋根は、アスファルトシングルを採用しました。
2019年の当時は仕入れに困ることがなく、価格も抑えられて、 アメリカンスタイルの佇まいにもよく合う良い選択でした。
現在ネクストワンでは金属屋根をオススメしています。耐用年数がアスファルトシングルより長くメーカー保証もつく製品が出てきたことと、
中東情勢の影響でアスファルトの仕入れが安定しなくなり、 以前のように「安くて手に入りやすい材料」ではなくなってきたからです。
金属屋根は価格こそ上がりますが、そのぶん寿命が長い。
払う金額ではなく、1年あたりいくらで住めるかで考えれば、金属屋根のほうが得になります。
材料の良し悪しは、時期によって変わります。 そのときどきで「いま何がいちばんいいか」を選び直すのが、私たちの仕事だと思っています。
外構が仕上がったのは、年が明けてから
内装が仕上がったのが夏の終わり、外構が秋口。 そして門扉とアプローチが仕上がったのは、年が明けてからでした。
外構の設計を、建物が建ってから始めたからです。
図面の上で先に決めてしまうこともできますが、建ってからのほうが、 アプローチの取り方も植栽の位置も決めやすい。
実際に立ってみて、玄関までの歩き方を確かめてから決めました。
そのぶん仕上がりは遅くなりますが、どちらが良いかは、お客様のご希望に寄り添い満足してもらうのが一番です。

最後に
住まいで困る人をなくす。それが、私たちが24年間、広告を出さずに紹介と口コミだけで 続けてこられた理由だと思っています。
新築・建て替えやリノベーション・リフォームをお考えの方は、まず図面をお送りください。
概算のお見積りの作成は無料で対応致します。
仮契約前の現地での調査・ご相談は燃料費の高騰の影響で費用をいただいています。

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